認知症の疑いを探る「問診」

 問診では、日常生活で困っていること、それはいつ頃から始まったのかなど、症状に関する質問のほか、その他の持病や服用中の薬、過去にかかった病気、家族の認知症歴なども質問されます。本人がうまく答えられない場合は、家族や付き添いの人がフォローしてあげるとよいでしょう。また、医師は家族からも状況を聞き取ります。本人の前では言いにくいこともあるような場合では、本人には待合室などで待っていてもらい、家族だけで問診を受けることもあります。
 医師は単純に質問するだけでなく、本人の目の動きや声の調子、表情やしぐさなども注意深く観察し、認知症なのか、それとも生理的な老化現象なのかを探っていきます。
問診で聞かれること
専門医であれば、認知症なのか、生理的な老化現象なのか、問診である程度判断がつきます